’06年度後期の畜産科学科3年生必修の家畜栄養学実験の様子です。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばるウイウイしい3年生の模様をお伝えします。
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第1回 サンプリング & プロトゾア計数
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粗飼料多給のヒツジと、濃厚飼料多給のヒツジについて、
給餌前から給餌後1〜4h の間で経時的にルーメン液をサンプリングし、各種分析用に保存する。
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またサンプリング直後のルーメン液を顕微鏡でみることで、ルーメン微生物の一種である
プロトゾアの動態を観察し、さらにその数を数えてルーメン液1mlあたりのプロトゾア数を計算する。
サンプリングしたルーメン液をすぐに観察するために、 牛舎に顕微鏡を運んで観察を行います。 ヒツジの給与飼料の違いがプロトゾア数にも表れてるかな? |
後藤 (TA) 宮脇 (TA) 松永 (3年生) 北村 (3年生) 見慣れていないと、なかなかプロトゾアの見分けは難しい所。 そんな時はTAがやさしく指導。 後藤さんが松永さんに色々とアドバイスしているみたいです。 |
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3年生は5つの班に分かれ、各班ごとに異なる時間にサンプリングして経時変化を見ます。 一番最後の班は給餌後4hで、サンプリングの時にはもう暗くなり始めていました。 |
集中して観察する井出くん。 3年生は皆プロトゾア観察は初めてのようで、動態を観察するときはその活発な動きに驚く声も多くあがっていました。 |
これが第1回目のサンプリング & プロトゾア計数の様子になります
(写真が少なくて申し訳ないですm(_ _)m)。
上でもいったようにみんなプロトゾア観察は初めてで、形がおもしろいとか動きが速い、
また変わったのだとプロトゾアがかわいいなんて言う人もいて、みんな思い思いの感想を述べていました。
次回はこのプロトゾアをスケッチして、種類の同定や細胞内小器官の特定を行ったときの模様をお送りします。