北海道においては稲作･畑作･酪農を主として多様な形態の農業経営が存在しています。当研究室では、それら農業経営が持っている条件、例えば土地、労働力、資本などの規模および性格を把握し、最大の収益を得ているような経営形態のあり方を究明しようとしています。
そのためには土地、労働、資本といった要素をいかに組み合わせて組織化するか、また農業経営を持続させていく近代的な経営管理の方法の確立など、関連する種々の問題に取り組んでいます。
また、このような力強い日本の農業経営の確立のために、北海道や府県農業にとどまらず、世界の農業経営群も研究の対象としており、特に発展途上国については最近活発に現地に出かけて調査研究を数多く実施しています。
このように農業経営情報学講座では、日常的にはゼミにおいて世界における最新の研究文献を勉強するとともに、年に数回は現地農家実態調査というフィールド･ワークを通し、現場の生の声を聞く機会を持ちながら、実証的研究を行っています。

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→1982年(8号)〜1997年(23号)

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北海道札幌市北区北9条西9丁目

北海道大学大学院農学研究科
生物資源生産学専攻農業経済学講座
農業経営情報学研究室